argonfrog

かえるを中心に両生類 爬虫類の写真を撮っています 無断転載禁止です オンラインショップ argon.base.ec twittrer @arugon999

びっくりするほどカエルの事を書いてないけど、そんな時もあります。許して!

完全演技者を読むぞ!
山之口洋さんはノミの事を調べていて、知りました。ノミそのまんまモデルにしすぎて大丈夫?とかノミファンにはうわっーとなる内容と物議を醸している一冊、楽しみです!

完全演技者を読んだぞ!
3時間程で一気に読んでしまいました。
セックスドラッグロックンロールな物語...

ざっっくりあらすじを書くと、
クラウス・ノミそのまんまなクラウス・ネモさんに感銘を受けて日本からニューヨークにライヴを観に行った大学生の主人公、ご縁があって、ネモ達と音楽活動をしていると、自分がキッカケで障害が発生していって...という感じです。

ネモファンである主人公がネモ達(ジョーイとジャヌスがモデル?も出てきます!)と一緒のステージでパフォーマンスしてたり、プライベートを一緒に過ごしたりは羨ましい...!ネモだけど!ネモでも!という気持ちになりました。色んな意味で一心同体なのはうわーっとなりましたけどね、複雑な気持ち...

クラウスネモはタイトル通り完全演技者であり、舞台の上でも私生活でもいつも同じ顔、無表情、なかなか恐ろしい存在でショックでした。
いついかなる時でも悠然としている。
最期の時までも狼狽えず。

ちょっとネタバレですが、
顔のヒビを食器みたいに金でとめてあるのは可愛くてみてみたいなと思いました。笑


ネモはいつも無表情でした。
ノミソングやTVpartyの映像などで
ノミのプライベートの性格が、舞台の上の無表情なパフォーマンスとは違うという事を知ってしまってると、ネモは一部分を取り出したような印象。

人より高い声がよく出る、お菓子づくりが得意で、シャイでちょっとズレてる不器用な人が、色んな人と出会って、恋してフラれて、人生を足早に駆け抜け火星に帰る...みたいな、いっそプライベートのクラウススパーバーに振り切った作品。ないですかね。ないですか。

ノミの魅力って舞台上のパフォーマンスは勿論なんだけど、その張り詰めた表情の後の笑顔とか仕草のギャップが、好きなんですよね。

性別のない宇宙人、妙な動きで何を考えてるんだろう...と思ったら、お、なんだ。笑ってるしいい人そう!みたいな。

ドイツのTV出演のインタビューを受ける前の、司会が冗談っぽく「綺麗な脚だね〜」と言えば、周りをおどおど見て、「ダンケ(照れ笑い)」と返すノミ、めっちゃかわいい。

パフォーマンス中は笑わないでほとんど無表情だけど、このくらいのバランスではにかんだ笑顔を見せてくれるノミが好き。きっとマネージャーの戦略的には歌っていない時も、もっと取り繕って毅然としているキャラクターでいることを求められていたり、ノミもそれを目指しているはず...(それこそ、クラウス・ネモの様に)

だけど、インタビュー中は目をパチパチしながらずっと微笑んでいる...!司会「サムソンとデリラは...えっとヨハンシュトラウス...?」ノミ「違うよ、サン=サーンスだよ(ニコッ フフッ)」と返す。幸せか。羨ましい。

フランスでインタビュー受けてても、伏し目がちにパチパチキョロキョロ、聞かれることはどうやって生計をたてたのか?から始まりメイクやコンセプトまで真面目に答えてる。

あれ、謎めき路線だったら、答えなくない...?

そういやノミソングでドイツで散歩しながらのインタビューでも、エルビスとマリアカラスを取り替えられた〜って幼少期の事や下働きの話してるし...

謎めき路線だったら(以下略)

でもこのインタビューはちょっとドヤ顔だから演出作品としてのクラウスノミとして答えてる様な気もするけど...(印象)

改めて、考えてみると、謎めいた人物路線で行こうとクラウススパーパーさんは思ってなかったんじゃ...?

フランス語のインタビューでも、自分の仕事で成したい事を達成したい、夢を実現したい、自分の人生で何かを成し遂げたい、大変だけど、そうするのが好き、と仰る。

一方で、自身をクラウスノミという作品だ、とも仰る。

クラウスノミという作品自身が
クラウスノミという作品を客観視して、
コンセプトやプライベートまでも語るけど、
それもクラウスノミ。
なのかな?

自分でも何を言っているのかわかりません...
私が思っていたよりクラウスノミはクラウススパーバー寄りだった...

クラウスノミは、宇宙人で、無表情で、笑ったとしても演技ぶった笑いで、感情とは無縁。

PLASTICS goodのPVに出てた時の

ーノミ、どこに行くの?
宇宙
ー靴は何で出来てるの?
プラスチック
ー手は?
プラスチック
ータキシードは?
プラスチック
ー髪は?
プラスチック
ー唇も?
プラスチック

みたいな、
キャラクターとしてのクラウスノミ。

ちなみにこのやり取りの後、
ノミがジョーイの持っているインコのおもちゃ?をみて、あ、インコだ!と言い、それにジョーイはこれはプラスチック!と答える...
のがオチなんですけど、シュール...
いかにも舞台のパフォーマンス。

でも、知ってみればノミってばいつも目はキョロキョロ、パフォーマンス中もキョロキョロしてること多し、歌ってない時はいつもはにかんでる。

ノミを調べ始めた頃、宇宙人コンセプトに違和感を覚えたのは、ネットにはプライベート情報が沢山出てきたから。

当時は情報が殆どなかったから〜といえど、ヨーロッパのインタビューでは、語る語る。結局謎めいた人物設定はSNLに出てから、ヨーロッパに行くまでがメインなのかな...

むむ、なんだか話が行ったり来たりしていますね。

エンターテイメントの対するスタンスが日本と海外では違うというのも大きいのかな。日本は夢はみんなの幸せや希望で出来ています!というのがエンターテイメント。海外は夢の仕組みはこう、この部品とこの仕掛けで出来てます!って見せるのもエンターテイメント。

フランスのインタビューで「小さい頃 変なやつ と周りから言われてとても悲しかった」と言っていたので、クラウスノミというペルソナを手に入れて、これでいいんだ、むしろ、『変』を出していこう!となったのかな。「額も昔は隠したけど今では出していってる」とも言ってたな。額は好きな時に帽子被ったり出来るけど、ノミになったら家でもずーっとノミだったと同居人のガブリエルさんは言ってたな。

不器用なのか、そうしたかったのか...
答えなんてないのにずっと考えちゃう。


いつか、どのノミがクラウスノミっぽいか、クラウススパーバーっぽいか語り合える、ノミ仲間が欲しい。

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夏まっさかり!
JRSありがとうございました!
ぷるぷるのツノガエルは美味しそうです。

品種でもアプリコットやパイナップル&ストロベリーなどありますし。

よく考えたら両爬虫類は食べ物のモルフ名が多い様な気がします。

コーンはストロベリー キャラメル ハニー キャンディケインなど
ボールはバター バナナ シュガー バニラクリームなど
ニシアフのオレオ レオパもレモンフロストとか 

あとハムスターとかも食べもののイメージあります。
プディングとかありましたよね…?

動物は美味しそうでかわいい。

 

クラウスノミのこと

あえて基本情報はなしで。

2018.8.6 ノミが火星に帰った日。
ノミソングを観たので、自分のメモに。

それと、新しくクラウスノミを知って
現在の日本でのノミ情報を集めるのに参考になれば幸いです。
特に、英語がてんで駄目な方向け。


私がクラウスノミを知ったのはパートナーの部屋にEncore!が転がっていたから。
(その近くにKlaus Nomi Simple man もあった)
この人かっこいいね!と言ったら、
フランスでのノミソングのライヴとシンプルマンのPVをYouTubeで観せてくれて、
Can’t help falling in Love

ノミに惚れるのは不可抗力なの...

ノミにあっさり惚れた理由としては、白塗り好きで
白塗り学ラン着物のバンド「犬神サーカス団」が好きだったな。ライヴいっぱい行ったな。笑

それから寝ても覚めてもノミのことを調べる日々…
10日後にはTUTAYA discusでドキュメンタリー映画であるノミソングを借りる始末。

ノミソング買いたかったんですが、2018.8ではAmazonでプレ値で10000近いので、ポチるのは勇気が足りませんでした。(ヤフオクのレンタル落ちでも5000位)しかも日本版は特典が少ない。

でも!

1度観て欲しくなってしまい、5000位でインポート版があったので頼んでみました。笑
リージョン1のDVDを買うのが初めてで届くのが嬉しいやら怖いやら。笑
(追記 買った翌週に¥2000くらいで出てました。タイミングなのね)

ノミの事を知るのは楽しい。
日本語の情報はほとんどないけれど。

インポート版のCDには歌詞もないので原語の歌詞を調べて、こんな感じの意味かな…と考えるのも楽しい。

日本版LPは訳詩あるんでしょうか?
それすらもわからない…

ただ日本版LPの献辞にはノミのダンサーを務めたジャヌスの記述があるそうです(2ちゃんのクラウスノミを語れの書き込みで見ました。ジャヌスはほんと情報探しづらい)プレイヤーないけどLP欲しくなるわ…

(追記 紙ジャケ版を後に購入しましたがライナーノーツばっちりありました!)

あとは、個人のブログの記事が情報が詳しく愛に満ちたものか多くて、ノミという存在を把握する上で大変為になりました。
新参者は必読。メモしながらノミの周りの人物など調べて行くと数時間飛ぶ。

あと2ちゃんとか5ちゃんの情報も数時間読み耽けるレベル。
2ちゃんの情報でmixiのコミュもいいぞとあり、10数年ぶりにチェックする始末。
1982年のNYのライヴを観たという書き込みを見て、羨ましさのあまり悶えたのは私だけじゃないはず!!

調べていて残念なのはリンク切れになっているサイトの多い事…アップされては削除される動画も多く、ボウイのバックダンサー&ボーカルを務めているSATURDAY NIGHT LIVEなんかの動画はYouTubeに全編がなかなかない。

あ!ニコ動のコメントもなかなか為になります。
真偽のほど定かではない所がまた好奇心を掻き立てられるっ…!
しっとりFalling in love againを歌っている動画(The Long Island Fourのワンシーン)で、観客のこの人ジョーイだよとか教えてくれるのは嬉しかった。
あと身近に知っている人がいないのでノミファンと交流してる気分を味わえました。笑
あの動画のジョーイの隣の女性ってジャヌス?とか語り合える相手が欲しい…ジャヌスなの!?


今閲覧しやすい海外のサイトだと、
ノミソングの海外の公式サイト!
英語がダメダメは私でも、Google翻訳の力を借りながらどうにか読めます…ノミの言葉が読めるのが嬉しい。ノミとしての活動をどう捉えていたかの記述は大変興味深いです。


フランスでレコードデビューを果たしたりヨーロッパツアーがあったりで、仏語のファンサイトは充実しているらしい(2ちゃん情報)仏語もさっぱりですが、チェックしたいと思っています。

ノミについてはまだ私の中で捉えきれない。
新しい情報がたくさん出てくるので!


最初はジョーイが恋人だと思っていたので、
ノミがペニシリン飲んでハッテン場に行くときは付き合うまえだったの…!?と思ったのですが、
調べるにつれジョーイは仕事のパートナーで良き友ではあるけど恋人じゃないのか…

ジョーイなんて今美しいドラァグクイーンだし…と考えが変わってきたり。
グリーンカード目的とはいえ、ノミが結婚していたのはかなり衝撃を受けました。



ノミソングを観て

ある程度ノミの事を調べていた事、
字幕の出来があまり良くない事、
ジョーイアリアスがインタビューを断った事、
それを踏まえた上で観たのですが、観て良かった。

ノミ自身が語る所や、ドド叔母さんとのエピソードなどが特に好きです。
クラウスシュペルバーとしての一面が垣間見えてほっこり。
でも、病気の事を言わなかったり、ほんと不器用なとこある人だな...とも思ったり。
突然バンドのメンバーにキレたり、勝手に曲使っちゃったり、意外でした。
字幕のせいもあるかもしれないけど。
ノミソングのライヴやメイクする場面や衣装を纏う所も好き。
大体は動画サイトで観れるけど、観たことがないものもあったので嬉しかった。
いつもiPhoneで動画を見ていたので、テレビの大画面で最期のCold song を観て胸が痛かった。手の震えは演出じゃないよね..

あと、字幕のジョーイは弾けた〜前後の流れがよくわからないので英語字幕出して読もうと思います。ペニシリンの件も沢山飲んでた記述を見かけたので、もうちょっと調べてみたい。
(追記 英語字幕を出すなんて機能はありませんでした。)




なんとなく思ったこと、
もしかしたら当たり前なのかもしれませんが、
ノミの歌の選曲と当時の心境重ねて考えたすぎる!!

シンプルマン聴くと、恋人できない独り身しんど。
悪い魔女が死んだ!を聴くと、
バンドメンバー蹴散らしてレコード契約してやった!的な!

そんな妄想できるのはノミのプライベートの情報がわかる今の人の特権かもしれない。

でも、Deathは自分の死を意識しながら選んだのかな、
(一部抜粋)
もっと生きたいとも思っても死が私を襲う。
私の過ちががあなたの心を悩ませませんように。
私を忘れないで、でも私の運命は忘れて。




最後にカバー曲と元ネタリスト
意外とないなと思ったので。

You Don't Own Me
Lesley Gore (1963)レスリー・ゴア


Falling In Love Again
Marlene Dietrich マレーネ・ディートリッヒ


Lightning Strikes 恋のひらめき
Lou Christie ルー・クリスティ


The Cold Song
Henry Purcell ヘンリー・パーセル
King Arthur or The British Worthy オペラ アーサー王、またはブリテンの守護者


Wayward Sisters
Act II - Movt. 14. Prelude and Aria,
Dido and Aeneas オペラ ディドとエネアス
Henry Purcell (1689) ヘンリー・パーセル


Ding Dong The Witch Is dead
映画オズの魔法使いより


Samson and Delilah(Aria)
Mon coeur s'ouvre à ta voix あなたの声に心は開く
Samson et Dalilaサムソンとデリラ第二幕より
Charles Camille Saint-Saën カミーユサン=サーンス


Silent Night
(作詞がオーストリアの神父)


Can’t help Falling Love 好きにならずにいられない
Elvis Presley エルヴィスプレスリー


I fell Love
donna summer(1977) ドナ・サマー


Just One Look
Doris Troy-Payne's (1963)


The Twist
by Hank Ballard and The Midnighters (1958) ハンク・バラード&ザ・ミッドナイターズ


Death 私が地に伏すとき
Act III - Movt. 38.
When I Am Laid in Earth (Dido's Lament)
Dido and Aeneas オペラ ディドとエネアス
Henry Purcell (1689)ヘンリーパーセル


Return
"If My Complaints Could Passion Move"
John Dowland (1597)ジョンダウランド


Der Nussbaum くるみの木
Robert Schumann (1840)ロベルト・シューマン


ちょこちょこ追記したいと思います。

ノミ、ノミ、愛してる!
(サムソンとデリラのアリアのサムソンの台詞風)

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